チロゾウの備忘録

認知症の家族との生活や趣味の手芸など日常を思いつくままに

突然の連絡

つい10日ほど前に、親戚づきあいが減ったという内容のブログを書きましたが、

 

文章にも出てきた本家のおばあさんが、昨日の朝、亡くなったと連絡がきました。

そのおばあさんは、ダンナの父親の兄嫁にあたる人です。

 

家も歩いてすぐという近さだし、本家と分家という間柄なので関係性も近い親戚です。

 

昔なら親戚中が集まってお葬式の準備をしたところですが、今はセレモニーホールを利用するし、本家は女手も多いので、特にお手伝いすることもなく、昨日は普通に仕事に行きました。

 

私の住んでいる地域は昔の風習がたくさん残っているイナカですが、近年は色々な事が簡素化されて、楽になってきました。

 

私が嫁に来たのは30年以上前ですが、その頃は近所で人が亡くなると、近所の女性が集まって団子を作っていました。

故人が極楽浄土へ行くまでにお腹が空かないよう、お供えするのだとか。

 

私は団子作りに参加した事はないのですが、話を聞いた時、どんな団子なんだろう、後で食べられるのかな?などと考えていました😅

 

今回亡くなった叔母さんの話しに戻りますが。

 

私には優しくしてくれましたが、周りの話を聞くと、若い頃はかなり気性が激しかったらしく、お義母さんも大変な目にあっていたようです。

 

お義母さんからすると小姑にあたります。

家も近いので朝早く起きないと嫌味を言われたり、本家の仕事を押し付けられたり。

意地の悪い事もたくさんされたと言っていました。

 

今、お義母さんは認知症で入院中で、会う事ができない状態なので、叔母さんが亡くなった事をまだ伝えていません。

言ったとしても、もうその人の事を覚えていないと思います。

 

もし、お義母さんが認知症でなかったら、叔母さんが亡くなったと聞いたらどんな気持ちになったかな。

 

やっぱり悲しいかな。

少しホッとするのかな。

 

お義母さんの気持ちが聞いてみたいです。

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