チロゾウの備忘録

認知症の家族との生活や趣味の手芸など日常を思いつくままに

ケアマネさんとのお別れ

昨日の夕方、ケアマネさんから電話がきました。

 

ケアマネ「その後どうですか?病院の先生とお話しされましたか?」

私「はい、入院中も徘徊が止まらなくて、治る見込みもなくて、家に帰すのも危険なので施設が決まるまで病院に居させてもらう事になりました」

ケアマネ「そうですか。良かったですねぇ」

 

その後、どんな施設があるのか少しお聞きして、話しが一段落ついたところで、

ケアマネ「では、おうちに帰られる予定がないというお話しですので、こちらの事業所との契約は終了という事で…」

 

思わず「えっ!?」と言ってしまった。

ケアマネさんに、「うちの方は”居宅の介護支援”になりますので…」と言われ、ようやくああ、そうだった、と気がつきました。

 

なんとなく、ケアマネさんとはこれからもずっとお付き合いが続いていくものだと思っていました。

これからはソーシャルワーカーの方と話しを進めていく事になりそうです。

 

担当のケアマネさんと初めてお会いしたのは2月でした。

 

ちょうど入院していた病院から強制退院させられた頃で(お義母さんの暴力・暴言が原因です😓)、私もダンナももう病院や施設は入れないかもしれない、介護支援も受けられないかもしれない、と暗澹たる思いで過ごしている頃でした。

 

ケアマネさんは、今のままだと家族の負担が大きいからと、デイサービスの提案をしてくれました。

 

また暴力をふるうかも、という思いから「多分無理です」と答えたら、「ではまずは人に慣れるところからやってみましょう」と言ってくれて、お風呂の介護支援を受ける事になりました。

 

当初、私たちは他人にお風呂に入れてもらうなんて無理だろう、と話していましたが、予想に反してお義母さんはお風呂の支援を受け入れました。

 

それは暗闇にいた私たちにとって、ひとすじの光になりました。

これならデイサービスも行けるかも。

少しでも自分の時間ができれば介護も頑張れるかも。

 

ケアマネさんも応援してくれて、デイサービスの1日体験入所にも行きました。

 

ちょうど徘徊が始まった頃で、残念ながらデイサービスには通えませんでしたが、後で体験入所の日にケアマネさんがわざわざ様子を見に行ってくださったと知り、とても感動しました。

 

デイサービスに行けないとなり、完全に諦めていた私たちに、ケアマネさんはうちのお義母さんのような人でも通えるようなデイサービスをいくつも探してくれました。

 

ケアマネさんはお義母さんの事だけではなく、私たち家族のことも常に思い遣ってくれました。

ケアマネさんがいてくれたから、もう少し頑張ろうと思えました。

 

そして4月にお義母さんが精神病院に入院しました。

 

今考えてみると、ケアマネさんと初めてお会いしてからお義母さんの入院まで、たった2ヶ月だったのですね。

一番大変な期間を私たちと一緒に歩んでくれました😌

それがどれほど心強かったことか。

 

ケアマネさんには感謝してもしきれないです。

もしもまた家で介護をすることになったら、また同じケアマネさんに担当してもらいたいです。

 

ケアマネさん、本当にありがとうございました😭